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太陽と森とハウス(2023年)
2023年
太陽と森とハウス
ご夫婦のお話を伺う中で
「視線の抜けや陽のうつろい、季節の変化を感じながらリラックスできる空間」
「隅々まで空間を住みこなす家」
「さりげないプライバシースペースの確保」
といった言葉が印象的でした。
敷地の東側と、北側に森の景色を眺めることができます。
まずこの森の景観は活かしたいと感じました。
また敷地の形状に対して、方位が約45度傾いているため、
太陽光をどのように取り入れるかということも課題だと感じました。
東側の森に対しては、家族の集まる場所から森の緑が感じられるよう、
斜め45度に壁、窓を傾けたかたちにしています。
北側の森に対しては、階段での移動中や個室から窓越しにちらっと緑が感じられる
窓配置を検討しました。
また建物の南側はコーナー部に窓を設け、太陽光を取り入れやすいかたちにする計画です。
森の景色のうつろいを借景として、太陽の光の暖かさを感じながら過ごせる
そんな建物のかたちになればと「太陽と森と ハウス」という名前を付けました。